外国語の研究にも数学は必要です!

大学の文系学部の入試にも数学必須の波が来ています。
東京外大が2023年度の入試から大学入学共通テストで数学Ⅰ・Aの他に数学Ⅱ・Bも必須化にして、話題になりました。
それまでは数学Ⅰ・A又は数学Ⅱ・Bの1科目必須の所からの変更です。
語学や文化の研究にも計量的な手法、すなわち数学の素養が必要であるという主旨のようです。
また、東京外大に先立ち、早稲田政経でも2021年度入試から数学Ⅰ・Aが必須となっていますが、政治や経済の分野での研究に数学的な手法が必要であるということから納得感はあるように思います。
ただ悲しいことに、数学必須化の影響で早稲田政経では志願者数が約5500人から3500人に減少、東京外大では前年比約74%に減少したとのことです。
志望を変更した受験生は数学が必須になっていない他の大学を受験したということになりますが、その数の多さがショッキングです。
極端に言うと、数学の得手不得手の違いが自分の将来の選択肢を決めてしまうような事態なわけで、多くの子どもに平等な機会を与えたいと考えている当塾にとっては残念でなりません。
出来だけ多くの子どもの算数・数学の嫌い・苦手を解消するため、当塾としても多くの子ども達を支援していきたいと改めて感じた次第です。

(参考記事)
https://toyokeizai.net/articles/-/657121 (東京外大の入試「数学2科目」必須化という大英断、東洋経済オンライン、2023/3/7)
https://toyokeizai.net/articles/-/422523 (私大文系の「数学不要論」を打ち消す早大の快挙、東洋経済オンライン、2021/4/13)

外国語の研究にも数学は必要です!

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